
【完全版】ラケットの種類・グリップの違いとは?徹底解説!|選ぶコツも教えます!
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こんにちは!HS SHOPのスタッフです。
ラケットを選ぶ際にどんなものを選んだら良いのか悩みますよね、、、
お父さんやお母さんの人は特に子供のラケットを選ぶ時には悩まれる方が多いと思います。
今回は不安なくラケットを選んで頂けるように種類から選ぶ際のコツまで教えちゃいます。
結論から言うと、、、
①ラケットの種類、②グリップ、③板の種類 で分けられます。
一つずつ解説していきます!
①ラケットの種類
・シェークハンド
シェークハンド(shake hands、握手する)という名前の通り、握手するような形でグリップを握るラケットです。両面にラバーが貼られているので、フォア・バックの両方でボールを打ち返すことができます。バックハンドのプレーを行いやすく、現在最も使用者が多いラケットです。張本智和選手、早田ひな選手などシェークハンドです。
・ペンホルダー
親指と人差し指でグリップを挟んで、ペンを持つように握るラケットがペンホルダーです。シェークハンドのラケットよりも威力のあるフォアハンドを打ちやすい、手首の可動域が広く小技を行いやすいといったメリットがあります。
②グリップ
○シェークハンドのグリップ
・フレア(FL)
グリップの付け根から先端に向かって広がっていく形状をしています。持ち手が細めで、手が小さい方でも握りやすいのが特徴です。
・ストレート(ST)
持ち手が一直線になっているグリップ形状です。握り方の自由度が高く、手首も動かしやすいため、プレーに応じた使い分けが簡単に行えます。複数の打法を使い分けられる中級者以上の方におすすめです。
・アナトミック(AN)
手のひらが当たるグリップの中央部分を膨らませた形状で、握った際のフィット感が高いグリップです。しかし、メーカーによってはそもそも取り扱いがなく、商品数はあまり多くありません。
○ペンホルダーのグリップ
・日本式
グリップ部分が大きく突き出した形状になっていて、そこに人差し指を引っかけて握ります。日本で広く使われている形状で、レジャー施設などに置かれているペンホルダーはほとんどが日本式です。
重量が軽めで素早くスイングでき、手首の可動域も広いことから、台上でのプレーが行いやすいとされています。一方で、ラバーを表面にしか貼れないので、バックハンドは行えません。
また、日本式のペンホルダーは角形や丸角形、丸型など、ラケットの面の形状による違いもあります。
・中国式
日本式のペンホルダーとは異なり、裏面にもラバーを貼れるのが特徴です。シェークハンドのラケットと同じように、両面を使ってプレーできます。
ただし、日本式のペンホルダーに比べると持ち手の部分が太く短いため、慣れていないと握りづらさを感じるかもしれません。使いこなすには技術が必要で、初心者には不向きなラケットです。
・反転式
反転式ペンホルダーは、裏面にラバーを貼れないという日本式ペンホルダーの欠点を解消したラケットです。
中国式とは異なり、グリップ形状がえぐれているのが特徴で、ラケット自体を反転させながら使用します。裏表に異なる種類のラバーを貼ったラケットを反転させて戦うことで、多彩なボールの回転を使い分けて相手を翻弄できます。
ただし、ラバーの特性を理解して使い分ける必要がある、独特なブレード形状で使いづらいなどのデメリットがあり、初心者にはおすすめできません。
③板の素材
ラケットの面(ブレード)は主に木材で作られていますが、複数の板で構成された合板や、1枚の板からできた単板など、板の構成や素材は商品によって異なります。自身の目的やレベルに応じたものを選ぶようにしましょう。
○合板
複数の板を貼り合わせて作ったラケットです。板の枚数は3枚・5枚・7枚の3種類が基本で、枚数が多いほど重量が増して反発力も高くなります。卓球初心者の方でも使いやすいため、初めてラケットを購入するなら合板のものがおすすめです。シェークハンドのものは合板で作られてるものが多いです。
○単板
1枚の板からできているラケットです。板が厚くなるほど重量と反発力が増します。合板に比べると柔らかい打球感が特徴で、主に日本式ペンホルダーで使われることが多いです。
○特殊素材入り合板
板の間にカーボンやファイバーなどの特殊素材でできたシートを編み込み、性能を高めているタイプです。反発力を高めたり球持ちを良くしたりなど、使われる素材によって性能は異なります。
トップ選手の多くが使用しているタイプで、卓球に慣れてきた中級者以上の方におすすめです。
これらの3つを知った上で、これからラケットを選ぶときのコツを教えちゃいます!
①自分がどんなプレースタイルなのか
自分がどういう卓球がしたいのか先に考えることが大事です。攻撃型なのか守備型なのか、ドライブ系なのかスマッシュ系など、自分のプレースタイルにあった適正なラケットを選ぶことをおすすめします。
②持ちやすいグリップを選ぶ
上の記事でも紹介した、シェークハンドの中でも「フレア」「ストレート」「アナトミック」という種類があります。一番持ちやすいグリップの形を選ぶことで力加減やコントロールがしやすくなります。
さらに詳しくするとシェークハンド・ペンホルダーの同じラケットでも厚さや幅が違うので新しく別のラケットを検討している人は、特に気を付けましょう。
③重さを注視して選ぶ
最初にラケットを選ぶ際に、ラケットだけなので軽く感じる人が多いと思います。ですがラバーを貼るとラケットは重くなるのでラバーも貼った総重量を考えたうえで選ぶことをおすすめします。
まとめ
○ラケットの種類は以下のように分けられる
・ラケットの種類(シェークハンド・ペンホルダー)
・グリップ(FL・ST・AN・日本式・中国式・反転式)
・板の素材(合板・単板・特殊素材)
○ラケットを選ぶコツは
・自分のプレースタイルで選ぶ
・持ちやすいグリップで選ぶ
・重さを重視して選ぶ